中山住建“4つのこだわり”

4つのこだわり

材木の話

わたしたちが使用する「材木」に関するお話。

私たちが使用する「檜」です。この美しさが伝わりますか…

1. 国産材のお話

国産材にこだわる。
この思いは、単に“日本の家屋に外洋材は適さず”という思い込みからではありません。昨今のデフレ経済の中、コストダウンと価格破壊の影響は日本の国土を成す大切な山や、森林にも及んでいます。

適切な植樹と伐採を計画的に行い、山や森林を守ることすら覚束ない。そんな状況が生まれつつあります。

適切な管理は、表土を守り、川を守り、水害を防ぎます。
豊かな川の栄養分がその先の海を育てます。環境問題や漁業資源の減少が叫ばれる現在、その根本的な解決に少しでも携わりたい。
国の政策は不十分すぎます。

国土を守り、豊かな自然を私たちの子孫へ伝えるということ。私たちは出来ることをすこしずつ継続してゆきたいと考えます。

2. 材木と大工さんのお話

先にも述べたように当社は極力集成材を使いません。聚楽壁に隙間や亀裂が入るのを嫌う為、和室の柱に国産檜の集成材を使用するのみです。梁、桁、ばんと言った横架材にも集成材は用いません。

当社の中山清水は保守的な人物で、新建材には常に疑問を抱きます。
世間で使用され始め、10年くらい経って実績を確認してから採用を検討する程です。外壁サイディングを使い始めたのも最近のことです。

さて、集成材ですが、柱、横架材などの主要部材の主役と言ってよいほど一般的になりました。大手ハウスメーカーの主流商品、ローコスト住宅の標準材料もほぼこれら集成材です。材料単価は、確かに「心持ち材」に比べれば安く上がります。

当社の調達原価では木材の比率は建築費総額の20%強です。
人件費のほぼ同じく約20%です。

これらにコストダウンを強いる必要があるか?そんなことは大手メーカーさんの考えること。
営業経費、広告宣伝費のかからない私ども中小工務店は逆に、くせのある国産「心持ち材」と、それを理解し、加工、施工できる大工さんを大切にしてゆきたいと考えます。

標準材料は、和室を除いて、通し柱、管柱。土台に国産檜の「心持ち材」を注文住宅、分譲住宅を問わず使用します。
梁、桁、ばんと言った横架材には、米松の天然材を使用します。
特に最近ではほとんど見かけない、「ごろんぼ」(梁丸太とも言われます)に国産杉の一本木を使います。

この「ごろんぼ」の加工はプレカットの不得意なもので、大工さんの手刻みによる職人技の光る所でもあります。納期にもよりますが、「ごろんぼ」だけでなく上棟前に用意される 土台、柱、梁、ばん等の加工も大工さんが作業場(下小屋)で刻みます。

話が前後しますが、この手刻みで材木を用意できるか否か。
大工さんの技術力しだいです。

詳細は割愛しますが、木のくせ、性質から建築後の反り、収縮を計算して墨付けを行い、切り出してゆく様は精密機械も顔負けです。
事実、最近施工したデザイナーハウスと称する複雑な間取りでは、
材木屋さんのプレカットマシンが対応できず、当社の大工さんが自ら刻みました。

人気質と朴直な人柄が、与えられた課題に黙々と挑む。
数値化された入力データが対応できない仕事も可能です。そんな姿勢と技術を大切にします。

尚、納期に余裕があれば手刻みを承ります。
費用は工場へ発注するプレカット代と同額ですから追加費用は不要です。

中山住建株式会社 植田 英俊